突然の再会で気づいたのは、新しい彼の存在……。思い出のアンクレットを外せないまま、恋のケジメをつけようとする心情を描く。オールディーズや山下達郎マナーのメロディが印象的な、爽やかなポップ・ソングだ。渡辺麻友がセンターを務めた50枚目のシングル。

渡辺麻友のAKB48卒業ソング。アイドルとしてストイックに頂点を目指し紆余曲折してきた彼女の心情をおもんばかった秋元康の詞に、推しならずとも胸にグッとくる。ストリングスを伴ったセンチメンタルながらも晴れやかな旋律も琴線に触れる。瑞々しい歌唱も光る。

渡辺麻友の卒業シングル「11月のアンクレット」にカップリングされたSTU48のナンバー。“誰も気づかないイントネーション”など故郷への想いを手繰り寄せる言葉を用いながら、清爽なポップ・チューンに仕上げている。初々しさとノスタルジックの絡み具合が絶妙。