ミニ・レビュー
16歳でデビュー、NYのベテラン・プレイヤーを向こうにまわし臆することなく放った第2弾。堂々としていてリズム感も歯切れ良く、聴いていて実にいい気分だ。(4)(自作曲)でエリックのテナーにアップ・テンポで挑まれたが何とかクリアといったハラハラシーンがまたいい。★
ガイドコメント
16歳のサックス奏者として衝撃的にデビューした彼女の2ndアルバムは、前作4曲でバックを務めたハロルド・メイバーン・トリオに迎えられたNY録音。渋みを増したアルトの音色が頼もしい。
収録曲
01LAIRD BAIRD
02砂とスカート
03LOVER MAN
04RIZLLA
05THE DAYS OF WINE AND ROSES
06WORK SONG
07ZION
08SCRAPPLE FROM THE APPLE
09EVERYTHING HAPPENS TO ME
10BILLIE'S HOLIDAY
11OPEN MIND
演奏
矢野沙織(AS) ハロルド・メイバーン(P) ナット・リーヴス(B) ジョー・ファンズワース(DS) (1)(2)(11)ピーター・バーンスタイン(G) (4)(8)エリック・アレキサンダー(TS)