ミニ・レビュー
通算5枚目となるアルバム。強いメロディを前面に押し出したシンプルな(6)(11)から、ホーンを取り入れてビッグバンド風に彩った(8)、オリエンタル性を全面に打ち出した(7)など、枠に捉われない多彩な音楽性を提示。とはいえ、バンドのならではの躍動性はどの歌のなかにも活きている
ガイドコメント
前作『POP』から1年ぶりのニュー・アルバム。この間のシングル4曲をもちろん収録。メジャー・デビュー5周年を記念した既発の500円シングルなど、2002年は彼らの勝負年になりそう。
収録曲
01movable-pleasure-ground from galaxy (instrumental)
02シンセカイ
03ドラキラ (5Mix)
04Rock'n Roll is dead?
05Dragon sphere
06スプートニク-旅人たち- (5Mix)
07JAPANESQUE
08LOVE MONSTER
09Rainy day
10again
11ダウンコード
電話のベルで幕を開け、性的なイメージを想起させる大人っぽい世界観が魅力のミディアム・テンポのロック・チューン。細かな音づくりがクルクルと舞う落ち葉を、切なげなストリングスが吹きすさぶ風を連想させる。
12EXIT
13黄金の月