ミニ・レビュー
発売と同時に大ヒットを記録した初アルバム。ロック・ギター炸裂する曲やダンサブルな曲、関西弁のやつに胸キュンもののバラッド……と、親しみやすい彼らの魅力が滲む多彩な曲が次々飛び出す。(2)は山下達郎作曲・制作によるメロウなラップも聴ける1曲。
収録曲
01Rocks
02Kissからはじまるミステリー
作詞は松本隆、作曲は山下達郎。囁くようなラップ調の歌いだしから、歯切れの良いメロディへと展開していく。跳ねたリズムに乗せて“君が欲しい”と繰り返され、胸の高鳴りをそのまま切り取ったかのような曲。
03Tell me
04僕は思う
05せつない恋に気づいて
青春時代を思わせるノスタルジックな雰囲気のピアノに乗せて、忘れられない人への想いを歌う。“会いたい”や“好きだよ”といったストレートな言葉が切実に響き、二度と戻らない時間を思って胸が締めつけられる。
06DISTANCE
ユーロビート調の曲。“IN THE DISTANCE”と繰り返すクールなヴォーカルの裏で、掛け声のようなコーラスが鳴り響く。手が届きそうにない夢や愛に向かう気持ちを、冷静に見つめながら表現した曲。
07ひとりじゃない
自身主演による大ヒット・ドラマ『金田一少年の事件簿』の主題歌に起用され、話題となった初のソロ曲。ピアノ&アコギのナチュラルなサウンドと初々しい歌声からは、当時18歳のフレッシュさがにじみでている。
08あの娘はSo Fine
09FRIENDS
10たよりにしてまっせ