ザ・ローリング・ストーンズ / ア・ビガー・バン [CCCD]

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ザ・ローリング・ストーンズ / ア・ビガー・バン [CCCD]
CD
ガイドコメント
前作より約8年ぶりとなるオリジナル・アルバム。ドン・ウォズをプロデューサーに迎えて制作された本作は、パンキッシュなロックからクラシック・ロック調のナンバーまで幅広く収録。これぞストーンズとも言うべき快心の出来だ。
チャート
  • TOWER RECORDS 渋谷 アルバム総合
    4位 (2005/8/29)  ⇒  6位 (9/5)  ⇒  12位 (9/12)  ⇒  23位 (9/19)
  • TOWER RECORDS 新宿 アルバム総合
    2位 (2005/8/29)  ⇒  5位 (9/5)  ⇒  11位 (9/12)
  • TOWER RECORDS 札幌 アルバム総合
    4位 (2005/8/29)  ⇒  4位 (9/5)  ⇒  10位 (2006/3/20)
  • TOWER RECORDS 名古屋 アルバム総合
    7位 (2005/8/29)  ⇒  5位 (9/5)  ⇒  7位 (9/5)
  • TOWER RECORDS 大阪 アルバム総合
    5位 (2005/8/29)  ⇒  9位 (9/5)
  • TOWER RECORDS 福岡 アルバム総合
    5位 (2005/8/29)  ⇒  5位 (9/5)  ⇒  10位 (9/12)
  • TOWER RECORDS ロック&ポップス アルバム
    2位 (2005/8/29)  ⇒  3位 (9/5)  ⇒  6位 (9/12)  ⇒  7位 (9/19)  ⇒  15位 (2006/3/20)
収録曲
01ROUGH JUSTICE
キースのギター・カッティングが鳴り、すこし間があって、ドラムとベースがドライヴし始める。しっかりと重心を落としたビート、典型的ロックンロール・マナーを踏襲しながら、強烈な新鮮味を感じさせてくれるメロディ。スタジオ・ライヴ的なサウンド・メイキングを含め、文句の付けようのないロックンロール・ナンバーだ。
02LET ME DOWN SLOW
「そんなにあせるなよ、もっとゆっくりやらせろよ」というタイトルには、ニヤッと笑うミックの顔がだぶって見える。きわめてシンプルな8ビートを持つこの曲には、2000年代のストーンズがたどり着いた余裕が感じられる。肩の力を抜いて、ゆったりと楽しめるロックンロール。
03IT WON'T TAKE LONG
独特のリズム感、タイム感で放たれるギター・リフだけで、体ごと持っていかれる。そこにアグレッシヴなヴォーカルがからみ、楽曲の興奮度はさらにアップしていく……これもまたストーンズのベーシックな手法のひとつだが、この方法論は21世紀にも充分通用するようだ。やり方はわかっているのにハマってしまう性悪女のように。
04RAIN FALL DOWN
16ビートに乗ったギター・カッティングを中心としたファンク・チューン。“いかれた街で女と愛を交わす”という映像的なリリックをねちっこく、しゃくりあげるように歌うミックのヴォーカルが激しく刺激的。あえて感情的な起伏をつけず、クールなビートをループさせていくバンド・サウンドも心地いい。大人っぽい、セクシーなナンバー。
05STREETS OF LOVE
愛する人に対する思いと、そこから派生する虚しさと悲しみを切々と綴ったバラード・ナンバー。ドラマティックなメロディ構成と、歌詞の世界観とリンクするように揺れ動く演奏とのバランスも良く、ストーンズが残してきた数々のバラードにも負けないクオリティを実現している。楽曲の最後にリフレインされるコーラスが感動的。
06BACK OF MY HAND
スライド・ギターとブルース・ハープ、土着的な空気がむんむん伝わってくるビート、そして、まるで悪魔に取り付かれたような迫力のヴォーカル。これもまたストーンズが得意とする技のひとつだが、その洗練度、成熟度はさらに上がっているように感じられる。ブルースという音楽の深さ、そこに向かうストーンズの誠実さに心打たれる。
07SHE SAW ME COMING
あくまでもラフに、そしてワイルドにかきならされるギターと「She Saw Me Coming!」というシャウトが鳴り響いただけで、「うわっ、かっこいい!」と叫びそうになるほど。テンポが微妙に変化する演奏、荒っぽいサウンド・メイクなど、バンド・セッションを心から楽しんでいるメンバーの様子が手に取るように伝わるナンバー。
08BIGGEST MISTAKE
あまりにも美しいコーラスによって、曲が始まった途端にフッと心をつかまれる、メロディックなナンバー。ベーシックな部分はミドル・テンポのざっくりしたロックンロールなのだが、洗練された旋律をフィーチャーすることで、よりポップに。このあたりのミックのバランス感覚は相変わらず冴えている。
09THIS PLACE IS EMPTY
ピアノとアコースティック・ギターを核にしたオーガニックな音作りを採用したブルース・ナンバー。ヴォーカルを取っているのはキース。“君がいないと虚しい”という切実で(ちょっぴり情けない)男心を年輪を重ねたしゃがれ声が映し出す。そこには全盛期のトム・ウェイツにも似た雰囲気が。男なら誰でもグッとくるはず。
10OH NO, NOT YOU AGAIN
爽快に突っ走っていくロック・チューン。「Oh, No, not you again」というフレーズを大合唱する5万人のオーディエンスがはっきりと浮かんでくるような超キャッチーなナンバーなのだが、やはりブルース・モードを全開にしたギター・ソロをはじめ、ストーンズ・マニアをうならせる聴きどころも満載。
11DANGEROUS BEAUTY
ヘヴィ&ルーズなギター・フレーズを軸としたダーティなイメージのロックンロール。この曲で注目してほしいのが、ボトムをがっちりと支え、グルーヴの中核を担っているベース・ライン。骨太のベースに引っ張られるようにチャーリー・ワッツのドラムもいつになく重いビートを繰り出している。
12LAUGH, I NEARLY DIED
メンバーたちが顔を見合わせながら、“ノリ”を合わせている様子(あくまでも想像です)を思い描いてしまうブルージィなナンバー。最小限の音で奥深いグルーヴを作り出す。そこには40年にわたってロックを追及してきた彼らの凄みが宿っている。音の隙間をあえて作るサウンド・メイクも正解。
13SWEET NEO CON
タイトルが示すとおり、ブッシュ大統領が推進する“ネオコン”と呼ばれる政策に対し、強烈な“NO”を突きつけるメッセージ性の強い楽曲。誰にでもわかるような比喩で、“おまえは偽善者”と断罪する。ポーズでもネタでもなく、本気の怒りが伝わってくるこの曲には、今も戦い続ける彼らの姿勢がみえる。
14LOOK WHAT THE CAT DRAGGED IN
ファンキーにぶっとんだリズム・アンサンブル、アグレッシヴな切れ味をたたえたギター、“すぐに出て行け!”とシャウトしまくるヴォーカル。世界に対する圧倒的な違和感と“関係ねえ、俺たちは好きなようになるぜ”といわんばかりの暴れぶりがひとつになった攻撃的ダンス・チューン。
15DRIVING TOO FAST
シンプルな8ビートのなかに独特の“ため”を感じさせるドラム、気の向くままにかきむしられるギター・リフ(スライド・ギターもあり)、タイトに抑制されたAメロと激ポップなラインを持つサビにぶっとんでいくメロディ構成。“これぞ、ストーンズ!”と快哉をさけびたくなるようなロックンロール。
16INFAMY
単調なベース・ラインを基軸にしながら、トーキング・ブルース的な要素を感じさせるキースのヴォーカルがビートを刻むユニークなナンバー。「なんだこれは?」という驚きを持ちつつ楽曲を聴いているうちに、いつのまにか体が揺れてきて、最後には抗いがたい魅力に取り付かれる。
仕様
SecureCD
封入特典
  • 解説・歌詞・対訳
アーティスト
  • ザ・ローリング・ストーンズ
    1962年結成、英・ロンドン出身のロック・バンド。ミック・ジャガー(vo)、キース・リチャーズ(g)、ブライアン・ジョーンズ(g)、ビル・ワイマン(b)、チャーリー・ワッツ(ds)の布陣で63年にデビュー。ブルースに根差したロックンロールで……
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https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
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