ミニ・レビュー
名門・土気シビックウィンドo.ならではの、聴き所満載のアルバム。ベルギーのテロの犠牲者に対するアッペルモントの「レクイエム」、バンドネオンの超絶技巧が冴え渡る松浦伸吾の「タンゴ」、そしてバンド総体の協奏曲のようなバルトークの「中国」。加藤浩幸の統率力が素晴らしい。
収録曲
01イントラーダ「S-S-S (スリーエス)」 (鈴木英史)
02ダコタ・ラプソディー (マーク・キャンプハウス)
03ブリュッセル・レクイエム (ベルト・アッペルモント)
04ハノーヴァーの祭典 (フィリップ・スパーク)
05Inspiration〜バンドネオンと吹奏楽のための〜 (山下康介)
06優雅で感傷的なタンゴ (松浦伸吾)
07吹奏楽のための「クロス・バイ マーチ」 (三善晃)
08Carpe diem (カルペ・ディエム) (樽屋雅徳)
09バレエ音楽「中国の不思議な役人」 (バルトーク/加養浩幸編)
10「白鳥の湖」によるパラフレーズ (チャイコフスキー/井澗昌樹編)
演奏
加養浩幸指揮 土気シビックウインドオーケストラ (5)(6)生水敬一朗(バンドネオン)