ミニ・レビュー
すべてのパートが男声によって歌われるというロシアの合唱芸術の伝統を守りつづけている団体。つまり青年合唱団も加わっているので、非常な広がりのある合唱サウンドが聴ける。少年合唱団が取り上げそうな曲ばかりだが、一味も二味も違って気持ちいい。
ガイドコメント
少年合唱+青年合唱という編成で全パートを男性によりア・カペラで歌う、ロシアの伝統を伝える団体の演奏。ロシアの歌、クリスマス・ソング、そして日本の歌までを収めた来日記念盤。
収録曲
01陽がのぼる (カリンニコフ)
02冬 (同)
03うぐいす (チャイコフスキー)
04ナポリの歌 (同)
05汝のしもべを逝かしめたもう (シメオンの歌) (ラフマニノフ)
06神の御母よ、よろこべ (同)
07我らは汝、神をたたえん (ポルトニャンスキー)
08アヴェ・ヴェルム・コルプス (モーツァルト)
09アヴェ・マリア (J.S.バッハ/グノー)
10ハレルヤ (ヘンデル)
11サンタが街にやって来る (ジレスピー)
12ジングル・ベル (ピアポント)
13きよしこの夜 (グルーバー)
14故郷 (岡野貞一)
15浜辺の歌 (成田為三)
16遠くへ行きたい (中村八大)
17蛍の光
18トロイカ
19カリンカ
20ああ広き野よ
21樫の木の下で
22大きい山、小さい山
23ヴォルガの舟唄
24鍛冶屋で
25夕べの鐘
演奏
ヴィクトル・ポポフ指揮 国立モスクワ・アカデミー少年合唱団