ミニ・レビュー
コンサート・ピアニストとしても通用する彼の“響き”をクローズ・アップした印象を受けるサード・アルバム。クラシック畑のプロデューサー、ジョナサン・アレンとの共同作業により、クロスオーヴァー的な表層の下に、深いうねりを持った音楽が生まれた。好盤。★
ガイドコメント
クロアチア出身のイケメン・ピアニスト、マキシムの第3弾。例によってクラシックのピアノ曲、オペラやオーケストラ曲からの編曲、ポップスなど、多彩な曲構成。確かなテクニックと甘さを兼ね備えた1枚。
収録曲
01ニュー・ワールド・コンチェルト (ドヴォルジャーク)
02ノストラダムス (フーリッツィ)
03歌劇「ディドとエアネス」〜ディドのラメント (パーセル)
04歌劇「トスカ」〜トスカ (プッチーニ)
05デザート・スカイ (フーリッツィ)
06歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」〜インテルメッツォ (マスカーニ)
07映画「ある日どこかで」〜ある日どこかで/老女 (バリー)
08楽劇「ワルキューレ」〜ワルキューレの騎行 (ワーグナー)
09スティル・ウォーター (フーリッツィ)
10ブルー・バルーン (ブルックス)
11モヒート (フーリッツィ)
12歌劇「ラクメ」〜フラワー・デュエット (ドリーブ)
13映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」〜デボラのテーマ (モリコーネ)
14映画「戦場のピアニスト」〜ノクターン第20番嬰ハ短調 (遺作) (ショパン)
15マズルカ第7番ヘ短調op.7-3 (ショパン)
16情熱のコンチェルト「コリブレ」 (フーリッツィ)
17クロディーヌ (フーリッツィ)
18ノストラダムス (フーリッツィ)
仕様
CDエクストラ内容:アルバム「ニュー・ワールド」インタビュー映像