ミニ・レビュー
2000年のヒット作第2弾。オーケストラ・バックの音には色濃いタンゴ色が。性的魅惑すら発する音楽をさらに気高いサウンドに仕立て上げた手腕は見事で、豪華ゲスト陣も見逃せない。永年にわたる二人のコラボは数知れず、リーとデイヴの音世界拡張に限りはない。
ガイドコメント
ジャズ・フュージョン界のデイヴ・グルーシンと、ギタリストのリー・リトナーが共演したアルバム。ラヴェルやフォーレといったラテン・クラシックの名曲をロマンティック&エレガントな雰囲気にまとめている。
収録曲
〈スリー・ラテン・アメリカン・ダンス〉
01THREE LATIN AMERICAN DANCES - 1.TANGO EN PARQUE CENTRAL
02ダンソン・デ・エティケタ
03THREE LATIN AMERICAN DANCES - JOROPO PELIGROSO
04PAVANE OP.50
05ENGLISH FALK SONG SUITE (2.MY BONNY BOY)
06SINCE FIRST I SAW YOUR FACE
07OLHA MARIA (AMPARO)
08マ・メール・ロワ〜4.眠りの森の美女のパヴァーヌ
09エコー
10ADAGIO IN G MINOR
11DUETTO SCHERZANO SUL TUO VOLTO FROM "RINALDO"
12SICILIENNE
演奏
リー・リトナー(G) デイヴ・グルーシン(P) (4)(11)ルネ・フレミング,(6)ジェームス・テイラー(VO) (4)(7)ジョシュア・ベル(VN) (10)(11)クリス・ボッティ(TP) 他