ミニ・レビュー
トルコの東、イランとも境を接するアルメニアを祖国とするピアニスト、ハマシアン。ピアノの多重録音を中心に自らの声やシンセの響きを絡めた本作、民族色をベースに湛えつつ、リズムやサウンドにモダンな仕掛けを施して適度な距離を置き、新しさに耳を遊ばせながら内なるものへの想いを拡げる。鮮やか!
ガイドコメント
ブラッド・メルドーら当代随一のプレイヤーとも比肩するといわれるアルメニアの才人。30歳を迎える2017年に発表したのが渾身のソロ・ピアノ作品で、時代を超えてリスナーの心に響く普遍的サウンドが魅力。
演奏
ティグラン・ハマシアン(P,VO,SYN,EL-P,EFFECTS)