ミニ・レビュー
80年代半ばに革命的なシンセ・ポップで一世を風靡したユニットが11年ぶりの復活! 以前と違ってギターとヒップホップに近づいた音だが、持ち前の歌心は少しも衰えておらず、サウンドのテクスチャーに耳を傾けることの快楽をあらためて教えてくれる。
ガイドコメント
才人グリーン・ガートサイドの事実上のソロだったスクリッティが忘れた頃に再始動。ブラック・ミュージックを解体・再構築した英国流ソウルと、彼の中性的なヴォーカルの組み合わせは、一度聴いたら病み付きモノだったが、はたして復帰作では。かなり楽しみ。
収録曲
01UMM
02TINSELTOWN TO THE BOOGIEDOWN
03FIRST GOODBYE
04DIE ALONE
05MYSTIC HANDYMAN
06SMITH'N'SLAPPY
07BORN TO BE
08THE WORLD YOU UNDERSTAND (IS OVER & OVER & OVER)
09HERE COME JULY
10PRINCE AMONG MEN
11BRUSHED WITH OIL, DUSTED WITH POWDER
12DEAD CERTAINTY