ミニ・レビュー
3年ぶりのアルバムだが、トロピカル・ラテン界では超大物。母国ドミニカ共和国の伝統に根ざした音楽を、バークリーじこみの編曲でポップに垢抜けさせた功績者でもある。2009年に来日。公演地福岡の思い出を歌った「バチャータ・エン・フクオカ」も、日本語の挨拶をまじえつつ、高度なハーモニーで瀟洒に聴かせる。
ガイドコメント
ドミンゴ出身、“キング・オブ・トロピカル・ラテン”ことファン・ルイス・ゲーラの2010年発表のアルバム。福岡のラテン・フェスでの初来日体験が基になった「バチャータ・エン・フクオカ」をはじめ、ラテンのリズムが心ゆくまで体感できる仕上がりだ。
収録曲
01ノ・アパレセン
02ラ・グアグア
03ミ・ベンディシオン
04ラ・カジェ (feat.フアネス)
05バチャータ・エン・フクオカ
06アパガ・イ・ヴァモノス
07ソン・アル・レイ
08カジョ・アレナ
09アレグラ・ロス・パペレス
10ローラズ・マンボ (feat.クリス・ボッティ)
11カリビアン・ブルース