ウルフルズ / バンザイ

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ウルフルズ / バンザイ
CD
  • アーティスト:
  • 原題:
    BANZAI
  • ジャンル:
    国内ロック&ポップス
  • レーベル:
    東芝
  • 規格品番:
    TOCT-9330
  • 価格:
    2,989 円(税込)
  • 発売日:
  • 取り扱い店:
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収録曲
01ガッツだぜ!!
02トコトンで行こう! (リミックス・ヴァージョン)
どことなく南部ブルースの香りがたちこめるなか、ハモンド・オルガンの音色が軽快に響きわたるロックンロールだ。男の決意表明のようなものを歌わせたら天下一品とも言えるトータス松本は、この楽曲でも矢沢永吉ばりにシャウトしながら歌いまくる。選ばれた言葉もすべてノリの良さで押し切ってしまえるほどの勢いがある。
03バンザイ〜好きでよかった〜
04暴動チャイル
限りなくラップに近いようなヴォーカルにのって、リズム最優先の歌詞が怒涛のごとく展開していく。かといってその歌世界は決して意味不明でなく、男の情けない姿がしっかりと浮かび上がってくる。サウンドはあくまでバンドによるロックンロールであり、いつも以上にグルーヴ感たっぷりのリズム隊が活躍しているのが印象的だ。
05さんさんさん'95
ウルフルケイスケとトータス松本の共作だとこうなるのか。タイトルどおり夏の太陽を感じさせるテイストのナンバー。相変わらずリズムは弾けているが、どことなく60年代前半のビートを感じさせるので、夏の海を眺めながら老いも若きも一緒になってダンスでも、なんていうシチュエーションで最高に盛り上がりそうな曲となっている。
06てんてこまい my mind
これぞリズム&ブルースの真髄とでも言いたくなるような遊び心満載のめまぐるしい展開。日本語と英語のリズムを掛け合わせながら、小気味のいいロックンロールは続いていく。これだけ頻繁にテンポが変化していくのに、思わず聴き手のほうも面白がってついていってしまうのは、それ相応の演奏力があるからこそだろう。
07大阪ストラット (フルサイズ・アルバム・ヴァージョン)
大滝詠一が70年代に発表した名曲「福生ストラット」を大阪ヴァージョンでリメイク、というコロンブスの卵のような逸品。思えばプロデューサーの伊藤銀次は大瀧との“ナイアガラ・トライアングル”で名をなした人だから、最高の組み合わせと言ってもいいだろう。大阪の匂いが隅々まで感じられるストラットに仕上がっている。
08ダメなものはダメ
自分たちがレコーディングやライヴの打ち上げなどで会話している風景をそのまま漫才のネタに使いましたとでも言わんばかりのラップ(?)の妙が随所に挿みこまれた、思わず笑い転げてしまうようなナンバー。おまけにブレイクする前のユースケ・サンタマリアがその破天荒なノリのまま客演しているのも注目すべきポイントだ。
09おし愛 へし愛 どつき愛
ブルース・ハープの渋い音色がミシシッピあたりのリズム&ブルースの源流を思わせるが、そこはやはり和製(しかも大阪)独特の言い回しを駆使した歌になっている。かなりエロティックな言葉を使いながらもそれをさらりと聴けてしまえるほど上手くリズムに溶け込ませているのは、このウルフルズと桑田佳祐ぐらいだろう。
10泣きたくないのに
アルバムのラストを飾るのは、たとえば三橋美智也の「星屑の町」や坂本九の「上を向いて歩こう」を彷彿とさせるような、どことなく子供時代の懐かしさを感じるナンバーだ。これもまたウルフルズの持つ魅力のひとつだが、そんな偉大な先達の流れを受け継いだうえで、男らしさと切なさをあわせ持った楽曲に仕上がっている。
タイアップ
  • 「バンザイ〜好きでよかった〜」 - カルピス「カルピス」
アーティスト
  • ウルフルズ
    1988年に大阪で結成されたロック・バンド。メンバーはトータス松本(vo)、ウルフルケイスケ(g)、ジョンB(b)、サンコンJr.(ds)の4名。バンド名はレコードの帯の“ソウルフル”の文字が改行で“ウルフル”と読めたことから。92年にシン……
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