ミニ・レビュー
極端に録音が少ないこともあり、生ける伝説となっているイダ・ヘンデル(推定90歳)の、ステレオ録音による協奏曲の数々。すべて初出だという。どの作品もすべて自分の血肉となってあふれ出て、名指揮者相手に堂々とわたり合う。往年の名匠たちのような大仰なところもなく、しかし音楽のスケールは大きい。
収録曲
[Disc 1]
01ヴァイオリン協奏曲 (ブラームス)
02ヴァイオリン協奏曲 (シベリウス)
[Disc 2]
01ヴァイオリン協奏曲 (ベートーヴェン)
02詩曲 (ショーソン)
[Disc 3]
01ヴァイオリン協奏曲 (ブリテン)
02ソナタ第2番ニ短調〜アンダンテ (J.S.バッハ)
03ツィガーヌ (ラヴェル)
演奏
イダ・ヘンデル(VN) [1] (1)キリル・コンドラシン指揮 スウェーデン放送交響楽団 [1] (2) [2] (2) [3] (1)(3)ワルター・ヴェラー指揮 スウェーデン放送交響楽団 [2] (1)レイフ・セーゲルスタム指揮 スウェーデン放送交響楽団
録音
[1] (1)77.10 (2)84.12 [2] (1)75.9 (4)82.9 [3] (1)(2)8