ミニ・レビュー
日本でもお馴染みの世界的指揮者マルケヴィッチが遺した校訂版。そこで示されるテンポ設定やボウイング、スタッカートの解釈といった演奏上の示唆に、飯守泰次郎が共鳴するのは意味が深い。この演奏からは音楽性豊かな旋律が聴こえてくる。古楽奏法が時流の今、大きな問題提起を投げかけている。
ガイドコメント
飯守泰次郎と東京シティ・フィルハーモニックo.によるベートーヴェンの交響曲全集。20世紀を代表する名指揮者にして優れた作曲家、マルケヴィチの校訂譜を採用しており、機能性よりも表現性に訴える普遍的な演奏が楽しめる。
演奏
飯守泰次郎指揮 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 [5] 東京シティ・フィル・コーア 佐々木典子(S) 小山由美(A) 福井敬(T) 小森輝彦(BR)