ミニ・レビュー
このユニットでのビル・チャーラップの演奏は本当にアグレッシヴ。ピアノ・トリオという製作意図を心に留めながらも、ユニットとして機能するバンドの表現が随所に聴き取れる。コール・ポーター集という“ハンディ”を課せられながらも個性豊かな作品だ。
ガイドコメント
前作『星へのきざはし』のヒットに続く、ビル・チャーラップ率いるジャズ・ピアノ・トリオ、ニューヨーク・トリオのアルバムは、魅力的なメロディ・ラインを持つコール・ポーターの作品集。
収録曲
01YOU'D BE SO NICE TO COME HOME TO
02MY HEART BELONGS TO DADDY
03SO IN LOVE
04BEGIN THE BEGUINE
05I LOVE PARIS
06FROM THIS MOMENT ON
07JUST ONE OF THOSE THINGS
08EASY TO LOVE
09EVERY TIME WE SAY GOODBYE
演奏
ビル・チャーラップ(P) ジェイ・レオンハート(B) ビル・スチュワート(DS)