ミニ・レビュー
豪華メンツを適宜配し、故ハイラムに捧げた本作でもスターンという奏者が強いロック気質の持ち主とわかる。ヴァイ&ウェックルとの「ビッグ・ネイバーフッド」「モロッキャン・ロール」はもろにハード・ロック、ジョンソンとの「6thストリート」「ロング・タイム・ゴーン」も、始めソフトで徐々に“地”が。全編メロウな「ソング・フォー・ペッパー」、ファンキーな「ザッツ・オール・イット・イズ」も◎の痛快ギター。
ガイドコメント
ヘッズ・アップにおける第2作にして、リチャード・ボナやレーベル・メイトのエスペランサに加え、スティーヴ・ヴァイとエリック・ジョンソンを迎えた話題作。マイク本人もロックの素養を持つだけに息もぴったりだ。
演奏
マイク・スターン,(1)(7)スティーヴ・ヴァイ,(2)(8)エリック・ジョンソン(G) (3)リチャード・ボナ,(4)〜(6)エスペランサ(B,VO) (1)(2)(7)(8)リンカーン・ゴーインズ(B) (11)ランディ・ブレッカー(TP) (1)(3)(7)デイヴ・ウェックル,(4)〜(6)テリ・リン・キャリントン,(11)シンディ・ブラックマン(DS) (1)〜(8)(11)ジム・ベアード(P,KEY,OG) (5)(9)(10)ボブ・マラック(SAX) 他