ミニ・レビュー
タイトル楽曲は変拍子JAZZの第一人者、デイヴ・ブルーベックの代表曲だが、挟間美帆の名編曲はそれを見事に、須川の表現に適した形にリミックス。ここではクラシック奏者が不用意にJAZZを手掛けた際に聴き手が感じる気恥ずかしさは皆無。アルバムを通じて聴けば、音楽そのものにただ感動する。
収録曲
01トルコ風ブルー・ロンド (デイヴ・ブルーベック/挾間美帆編)
02ソナタ・ルシーダ (加藤昌則)
03サクソフォン・ソナタ第1番-秘色 (ひそく)の王国- (挾間美帆)
04想いの届く日 (カルロス・ガルデル/啼鵬編)
05「タンゴの歴史」〜カフェ1930 (ピアソラ)
06「タンゴの歴史」〜ナイトクラブ1960 (ピアソラ)
07オリエンタル (加藤昌則)
08As time goes along...? (H.フップフェルド&D.ガレスピー/挟間美帆編)
演奏
須川展也(SAX) (1)〜(4)(7)(8)小柳美奈子(P) (5)(6)鈴木大介(G) (7)(8)奥村愛(VN)