ミニ・レビュー
超絶的な技巧を駆使するトロンボーン奏者、レイ・アンダーソンの88年作品である。アルバム冒頭から冴えわたるプランジャー・ミュートのプレイに圧倒される。ジョンスコの若々しいギターも新鮮。ファンキーなレイのオリジナルに引き込まれた。
ガイドコメント
ジョン・スコフィールドらファンク系のプレイに定評のある仲間と作り上げた、レイ・アンダーソンの決定盤。スタイルこそ違えどJ.J.ジョンソンと比較されるだけのことはある、類まれな才能を堪能できる。
収録曲
01BLUES BRED IN THE BONE
0253RD AND GREENWOOD
03MONA LISA
04DATUNE
05A FLOWER IS A LOVESOME THING
06HEMLINES
07I DON'T WANT TO SET THE WORLD ON FIRE
演奏
レイ・アンダーソン(TB) ジョン・スコフィールド(G) アンソニー・デイヴィス(P) マーク・ドレッサー(B) ジョニー・ヴィダコヴィッチ(DS)