ミニ・レビュー
合唱・吹奏楽の両方で良く知られた曲目が並ぶ。「エルザ」や「カルミナ」での分厚い表現で吹奏楽の良さを、「家族写真」など細やかな歌で合唱の良さを聴かせる好企画だ。作曲者アレンジの「大地讃頌」は安定した仕上がりの好トラック。ライヴ収録の「アフリカン・シンフォニー」もいい雰囲気だ。
ガイドコメント
総勢200名、日本を代表する吹奏楽団と合唱団が一体となった、吹奏楽ファン、合唱ファンが無条件で楽しめるアルバム。本格的なクラシックから卒業ソングの定番曲まで、佐渡裕が大いに盛り上げてくれる。
収録曲
01「カルミナ・ブラーナ」〜おお、運命の女神よ (オルフ/マス=キレス編)
02歌劇「ローエングリン」〜エルザの大聖堂への入場 (合唱付) (ワーグナー/カイリエ編)
03カンタータ「土の歌」〜大地讃頌 (混声四部+吹奏楽) (佐藤眞)
04家族写真 (女声三部+吹奏楽) (森山良子/挾間美帆編)
05旅立ちの日に (混声三部+吹奏楽) (坂本浩美/挾間美帆編)
06COSMOS (混声三部+吹奏楽) (ミマス/富澤裕、挾間美帆編)
07巣立ちの歌 (混声三部+吹奏楽) (岩河三郎/挾間美帆編)
08威風堂々第1番「希望と栄光の国」 (合唱付) (エルガー/飯島俊成編)
09祝典序曲「1812年」 (合唱付) (チャイコフスキー/木村吉宏編)
10アフリカン・シンフォニー (合唱付) (マッコイ/岩井直溥編)
11バードランド (無伴奏混声四部) (ザヴィヌル/信長貴富編)
演奏
佐渡裕指揮 シエナ・ウインド・オーケストラ 晋友会合唱団