ミニ・レビュー
有頂天やケラ&ザ・シンセサイザーズで知られるKERAの27年ぶりのソロ作。ジャズ・ミュージシャンであった父親に捧げた作品で、カヴァーや書き下ろしを含めたジャズ・アルバム。ビッグ・バンドからジプシー・ジャズ、ジャズ歌謡などを中心に、日本人的なジャズ感覚が生きた、古き良きサウンドを響かせている。
ガイドコメント
KERAの27年ぶりとなるソロ作(前作は88年発表の『原色』)は亡き父に捧げるジャズ・アルバム。ビッグバンドでのスウィング・ジャズからジプシー・ジャズ、クレズマー、テクノなど多彩なアプローチでKERAならではのジャズを聴かせてくれる。
収録曲
01Old Boys (SWING)
02Shine (That's Why They Call Me Shine)
03半ダースの夢
04これでおあいこ
05学生時代
06Lover、Come Back to Me
07ミシシッピ
08流刑地
09月光値千金
10東京の屋根の下
11復興の歌
12地図と領土
13フォレスト・グリーン (或いは、あの歌をいつか歌えるか)