ミニ・レビュー
エーテポリ響が着実に新たな時代に突入していたことを痛感させるアルバムだ。ドゥダメルはベネズエラ出身だが2007年から同オケの首席指揮者に就任。スケール感のある雄大な解釈と懐の深い表現により同オケのイメージまでをも塗り替えた印象。ドゥダメルの真価を知るには最良のアルバムだ。★
ガイドコメント
ドゥダメルが2007年から首席指揮者を務めるエーテボリso.とのアルバム。ニールセンの2作品とブルックナー、シベリウスの交響曲を収録したヴォリュームたっぷりの3枚組で、渾身の指揮と圧巻の演奏が楽しめる。
収録曲
[Disc 1]
01交響曲第9番ニ短調 (ノヴァーク版) (ブルックナー)
[Disc 2]
01交響曲第2番ニ長調op.43 (シベリウス)
[Disc 3]
01交響曲第5番op.50 (FS97) (カール・ニールセン)
02交響曲第4番op.29 (FS76)「不滅」 (カール・ニールセン)
録音
[1] [3] 2008.2 [2] (1)2010.3 [2] (2)2009.9