ミニ・レビュー
若き日のバッハ、そして後にはブラームスも私淑したという17世紀の北ドイツの作曲家、それがブクステフーデ。ただし高名だが何となく敷居が高いと感じている人もいるかも。そういう人にこのソナタ集はどうだろうか。イタリアとドイツの様式がミックスされた独自の個性が楽しめる。
収録曲
ブクステフーデ:〈七つのトリオ・ソナタop.1〜ヴァイオリン,ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための〉
01ソナタ第1番ヘ長調BuxWV252
02ソナタ第2番ト長調BuxWV253
03ソナタ第3番イ短調BuxWV254
04ソナタ第4番変ロ長調BuxWV255
05ソナタ第5番ハ長調BuxWV256
06ソナタ第6番ニ短調BuxWV257
07ソナタ第7番ホ短調BuxWV258
演奏
アンサンブル・アルカンジェロ(ソフィー・ジェント(VN) ジョナサン・マンスン(VG) ジョナサン・コーエン(HC) トーマス・ダンフォード(LUTE))