6thアルバム『Buzz Communication』の約2分弱のオープニング・インスト。シンセ・サウンドを全面に駆使した小室哲哉によるトラックで、タイトルよろしくアクセルを踏み込む前の心拍から次第に加速する高揚を描写している。

開放的なサウンドに乗せて、笑顔になれる場所（＝“PARADISE”）へ来なよと誘う。TRF「CRAZY GONNA CRAZY」風シンセ・ブラスを添えた、ポジティヴなダンス・チューンだ。小室哲哉プロデュース第3弾となる26thシングル。

テレビ朝日系ドラマ『崖っぷちのエリー〜』主題歌となった小室哲哉プロデュース第2弾の25thシングル。宇野＆伊藤の女性ヴォーカルの掛け合いが映える爽快なダンサーで、切り込んでくる日高光啓のラップが奏功。大事なものをつかむまでは負けるなと励ましてくれる。

作曲を担当した小室哲哉復帰第1作となる24thシングルで、第52回日本レコード大賞優秀作品賞曲。君に逢いたい想いを巡る葛藤を綴っている。軽快なドライヴ感を活かした若々しいメロディが、恋のはかなさを絶妙に感じさせるナンバーだ。

小室哲哉が詞曲を手掛けた、穏やかでノスタルジックなミディアム・バラード。誇れる頼り甲斐まではないけれど君を未来へ連れていくと誓う、男性陣による歌唱が沁みる。心象風景をとらえた悲喜こもごもを感じる旋律は、小室サウンドの真骨頂だ。

「PARADISE」との両A面で、小室哲哉楽曲プロデュース第3弾となる26thシングル。世界がひとつになるために自分自身と終わりなき戦いをするんだというメッセージを、伸びやかで爽快なシンセ・サウンドに乗せて歌う。晴れやかな余韻を残すナンバーだ。

未来へ向けてステップを踏み出せ！ と勇気づける、AAA流応援ソング。日高のラップ・パートも含め、不安や戸惑いをかき消してくれるようなメンバー全員の歌唱が温かく心強い。清々しさに満ちたサウンドは小室哲哉が担当。ラストの鍵盤は、輝かしい未来への象徴だ。

過ごしてきた日々、繰り返してきた何もない日々のすべてが未来へ続く道なんだと語る、ポジティヴなメッセージ・ソング。小室印のシンセ・サウンド中心の硬質なテクノ調ダンサーに乗せ、活き活きとした歌声を届けている。

小室哲哉が曲を手掛けたデジタル・ロック調ダンサー。はかなさと妖しさと安堵との間を行き交う切なくも意志の強い音の波をかき分けて描かれるのは、孤独を満たすワンナイト・ラヴ。エフェクトを駆使して、現代風の一目惚れを演出している。

小室復帰第1作となった、「逢いたい理由」との両A面の24thシングル。恋に破れた悔しさを歌うが、輝かしいブリッジや推進力の高いダンサブルな打ち込み系サウンドによって、アグレッシヴな印象を強めている。生まれ変わろうとする力強さが伝わるナンバー。

小室哲哉制作第4弾の27thシングル。繊細ではかない鍵盤を背景にしたセンチメンタルなヴァースから伸びやかな広がりをみせるフックへの展開にラップ・パートという組み合わせは、globe風のまさに小室サウンド。好きという思いが大事と説くメッセージも清々しい。

明日へ向かうために今日をしっかり生きようとアドヴァイス。肩を組み笑い合う姿が目に浮かぶような明快なサウンドが微笑ましい。肩肘張らない温かい音色のミッドを手掛けたのは、メッセージ・ソングに長けた小室哲哉。