ミニ・レビュー
好セールスを持続中の彼らの9枚目のマキシ・シングルは、セカンド・アルバムからの刺激的な名曲をリカット。彼ら特有の憂い感が抜けた(1)や、大ヒット曲のデモ・テープ・ヴァージョンなどを収録。英詞を取り入れたり面白い試みに定評のある彼らだが、今回も必聴。
収録曲
01BYE! MY BOY!
ハード・ロックなイントロから、攻撃的なバンド・サウンドが疾走するロック・チューン。恋人に別れを告げる歌だが、熱唱を誘うようなメロディ・ラインに乗った、相手にパンチを食らわせるような歌いっぷりが痛快。
02There will be love there-愛のある場所- (Demo)
98年のヒット曲「There will be love there-愛のある場所-」のデモ。剥き出しのバンド・サウンドに初々しさがみなぎる。分厚くざっくりとしたギターなど、デモながら完成度が高い。
03長いため息のように (Demo)
99年のシングル「長いため息のように」のアコースティック・デモ。川瀬智子のラフなヴォーカルが聴ける。ギターのみの演奏によって、メロディの持つストーリー性や切なさが引き立ち、生々しい感触を帯びている。
04BYE! MY BOY! (バッキング・トラック)