ミニ・レビュー
EPからの楽曲や、スタジオ、ライヴ・セッション、ひとり多重録音で制作された新曲などで構成される2枚組。キーワードが“未完成”ということもあり、手作りの温度を持った作品は聴き手と自然に親密な契約を結んでいく。歌詞も含めた大人の中の少年性もまた、いい意味での未完成を伝えている。
ガイドコメント
2013年10月9日リリースのアルバム。2012年発表のEP1〜3よりセレクトした楽曲に加え、須藤晃とのライヴ・セッション音源や馬場俊英が全楽器を多重録音した楽曲など、多種多様な音源を集約。須藤晃プロデュースによるキャリア初となる2枚組。
収録曲
[Disc 1]〈SIDE1〜この街の石ころ〉
01FACTORY TOURにようこそ
02キャンディー工場
03石ころ伝説
04昭和生まれの星屑野郎
05ギザ10
06ラーメンの歌
07誰がために金は成る
08預金通帳の歌
09吊り橋
10じんぎなきたたかい真夏編
11オレたちに明日はない
12弱い虫
13オオカミの歌
14敗者復活の街
15石ころ 2013
[Disc 2]〈SIDE2〜この街の青空〉
01青空
02平凡
03先生、この頃なにか変なんです
04野蛮人になって
05HALF
06ありそでなさそ (Guest Vocal:KAN)
07幸せのウェイティングリスト
08駄菓子屋
09愛をあきらめないでくれ
10犬はライオンになりたくない
11ころんで立ち上がるときの顔が好きだ
12アシスタントは見た、ころんで立ち上がる瞬間
13昨日のジョー
14お隣はオーディナリー製作所
15スーパーオーディナリー (Guest Vocal:佐藤竹善)
16CANDY FACTORYよ永遠に (Reprise)