ミニ・レビュー
オーボエ奏者、若尾圭介の名を知る人は少ないかもしれない。高校卒業後に渡米、研鑽を重ね、90年からボストン交響楽団の副首席奏者として活躍している。当盤はエッシェンバッハをピアノに迎えて録音されたデビューCD。誠実な演奏ぶりで耳を傾けさせる。
ガイドコメント
ボストン交響楽団の第1オーボエ奏者で、アメリカを中心に活躍し、高い評価を得ている若尾圭介のCDデビュー盤。卓越した技巧と甘美な音色でオーボエの魅力をたっぷり聴かせる。6月来日予定。
収録曲
013つのロマンス (シューマン)
02カンツォネッタ (バーバー)
03ソナタ変ロ長調K.454 (ヴァイオリン・ソナタからの編曲) (モーツァルト)
04夕べの歌 (シューマン)
演奏
若尾圭介(OB)クリストフ・エッシェンバッハ(P)