ミニ・レビュー
テレヴィジョンとリチャード・ヘル&ザ・ヴォイドイズの2009年セッションみたいに、ソリッドな2本のギターが絡み合う熊本のバンドのセカンド。日本語に聴こえないヴォーカルもハードコア以前のパンクの歌い方を極めたかのごとしだが、現行のポスト・パンクとは違って情緒性が滲むのもポイントだ。
ガイドコメント
熊本のアンダーグラウンド・パンクを代表する石頭地蔵の2ndアルバム。テレヴィジョンを思わせる哀愁を帯びた漆黒のギターなど、タイトかつシンプルに深化したサウンドが味わえる作品だ。
収録曲
01panico sorriso
02退屈な店
03蜂の巣
04発光カーバイド
05灰原で…
06誘発
07ちりん
08高速エレベーター
09火葬
10地帯
11I can't ration (you knowledge configuration)
12猥 (Y)