ミニ・レビュー
ヴォイス・チェンジャーでピッチをあげたようなヴォーカルが思わず笑いをさそうディスコ・ポップ。ここまでチープで馬鹿馬鹿しいともはや何も言うことはなし。なお、2曲目はテレビ東京系『竹山先生?』のオープニング曲で4曲目はエンディング・テーマ。
ガイドコメント
2007年1月発表のシングル。ハヤシのピッチを変えた独特のヴォイスにカヨのポップなヴォーカルが重なる、ヒネリの効いた軽快なファンク・ナンバーだ。テレビ東京系バラエティ『竹山先生。』のオープニング&エンディング・テーマ曲も収録。
収録曲
01Catch On Everywhere
ハヤシヒロユキのピッチシフト・ヴォイスとカヨのヴォーカルが絡み合うポップなPOLYSICS流ファンク・チューン。クラヴィネット風のシンセサイザーと極太のベース・サウンドが、前面に押し出されている。
02Shizuka is a machine doctor
POLYSICSお得意のディーヴォ風ロックンロール・ナンバー。ハヤシヒロユキのテンションの高い歌声は心なしかマーク・マザーズボーを彷彿とさせる。キャッチーなサビを無表情に歌い上げる女性コーラスとの対比も楽しい。
03ギターピック殺人事件
AC/DCの名盤『ギター殺人事件』に対するオマージュが込められたタイトルが印象的なパンク・ロック・チューン。タイトルとは裏腹にフリーキーなフレーズを奏でるシンセサイザーが大フィーチャーされている。
04Dance Dance Dance
ライヴでの定番として、ファンの間でも人気の高かった楽曲がついに音源化。オリエンタルなフレーズを奏でるキーボードのスペイシーな音色が耳に残る、まさにタイトル通りのグルーヴィなインストゥルメンタル・ダンス・ナンバーだ。