97年リリースのシングル。跳ねるビート、アグレッシヴなギター・ソロ、キャッチーなメロディと、布袋寅泰の三種の神器が揃い踏みした王道のロック・ナンバー。「夢を見るなら 叶えてみせなよ」「きっと飛べるはず」といったメッセージ性の強い詞は、少年犯罪のニュースを見た布袋が、彼らに喝を入れるべく書いたという。

映画『SAMURAI FICTION』に自ら出演し、音楽制作も担当した布袋寅泰のヴォーカル入り楽曲。デジタル・ビートを取り入れたミドル・チューンで、サビに向かって徐々に盛り上がるアレンジが秀逸。熱く燃えるギター・ソロと、布袋の圧倒的な存在感を感じさせる歌声が魅力。さりげなく太鼓のリズムを配した和的な感覚も絶妙だ。