ミニ・レビュー
ROVOに関わる二人の日本人奏者が現地に赴き、アルゼンチン音響派と目される奏者たちとレコーディング。その緊張感漂う空間には、各自の息づかい、呼吸が交錯し、互いの自我がぶつかり合いながら、その“自我”を超えた先に見える、新たな音の地平を創出。
ガイドコメント
東京セッションに続く、アルゼンチン・セッションの第1弾。2005年6月にアルゼンチンで行なわれたセッションを収めたもので、東京に共感したブエノスアイレスと、ブエノスに共感した東京が生んだ、新しい音響が始まる。
演奏
勝井祐二(VN) 山本精一(EL-G) フェルナンド・カブサッキ(EL-G) モノ・フォンタナ(SYN) サンチャゴ・ヴァスケス(PERC) アレハンドロ・フラノフ(VOICE,KEY,PARAGUAYAN HARP,P,SITAR,ACD)