ミニ・レビュー
ロシア生まれのブライロフスキー(1896〜1976)のショパンを初めて聴くと最初はいかにも素っ気なく、無愛想に思える。しかし、次第にその高潔さ、ほのかに香る詩情が次第にわかってる。つまり、じっくり聴く、大人向けの味付けなのだ。世界初CD化。
ガイドコメント
キエフ出身の名ピアニスト、アレクサンドル・ブライロフスキー(1896〜1976)は、ショパン弾きとして知られ、この「ワルツ集」でもロマンティックな演奏を聴かせてくれる。世界初CD化。
収録曲
01ワルツ第1番変ホ長調op.18「華麗なる大円舞曲」
02ワルツ第2番変イ長調op.34-1「華麗なる円舞曲」
03ワルツ第3番イ短調op.34-2「華麗なる円舞曲」
04ワルツ第4番ヘ長調op.34-3「華麗なる円舞曲」
05ワルツ第9番変イ長調op.69-1「別れのワルツ」
06ワルツ第10番ロ短調op.69-2
07ワルツ第6番変ニ長調op.64-1「子犬のワルツ」
08ワルツ第7番嬰ハ短調op.64-2
09ワルツ第8番変イ長調op.64-3
10ワルツ第5番変イ長調op.42
11ワルツ第11番変ト長調op.70-1
12ワルツ第12番ヘ短調op.70-2
13ワルツ第13番変ニ長調op.70-3
14ワルツ第14番ホ短調 (遺作)