ミニ・レビュー
ビート歌謡の始祖としての貫禄を見せつける氷室京介の本人監修によるベスト盤。10年にわたるソロのキャリア中に(14)のような荒ぶる魂系から、新曲の(17)のようなAOR系ビート・ロックに芸風はビミョーに変化。ロッカーの成熟について考えたくなる一枚。
ガイドコメント
たとえ彼のCDを1枚も持っていないヒトでも、かなり知っている曲があるハズの旧譜から新譜まで織り交ぜたベスト。リリースしたばかりの「炎の化石」もちゃっかり収録してある。
収録曲
01KISS ME
02JEALOUSYを眠らせて
ヒムロック初のドラマ主題歌のタイアップ曲としてヒットを記録した90年発表のシングル。キャッチーなメロディとアッパーなビート感など、ヒムロックのアイデンティティが存分にアピールされている。
03SQUALL
04WALTZ
05STAY
06HEAT
07魂を抱いてくれ
08MISSING PIECE
09堕天使
10RE-BORN
11NATIVE STRANGER
12PLEASURE SKIN
13DRIVE
14WILD AT NIGHT
15MODERN LOVE
16STRANGER
17炎の化石