ガイドコメント
NEWSの2008年11月発表のアルバム。GReeeeN、SEAMOらが楽曲提供したナンバーをはじめ、映画『クロサギ』の主題歌、コンサートでおなじみの楽曲などを収録。カラフルでヴォリューム満点の仕上がりだ。
収録曲
01weeeek
GReeeeNの書き下ろしが話題となった7thシングル。“日月火ほら水木回って金土日曜”と一週間を歌うポジティヴな応援ソングで、“もういっちょ”というフレーズが働く人たちの背中を押し元気づけてくれるよう。メンバー全員出演の「RUSS-K」CM曲。
02STARDUST
退屈で不安を抱えた日々から抜け出そうという前向きな内容を歌う。ドラムやギターを活用したロック・テイストのサウンドではあるが、彼らの爽やかなヴォーカルによって、清々しさいっぱいの楽曲となっている。
03SUMMER TIME
洋服ブランドのCrymson「RUSS-K」CM曲となった、タイトルどおりキラキラとした夏の太陽や砂浜が思い浮かぶ、爽やかなサマー・ソング。加藤と小山によるラップ部分がアクセントとなり、いっそう清々しさを引き立てている。
04SNOW EXPRESS
ライヴで歌われて以来、ファンから音源化を望む声が多かった楽曲。山下達郎が作曲を手掛け、NEWSらしい爽やかで健康的なサウンド・アレンジが施されている。メンバーの山下が書いたラップ部分には、男目線の恋愛に対する気持ちが表現されている。
05Forever
大人の恋愛を綴った、しっとりとしたミディアム・バラード。好きな人を想う気持ちを表わした詞や英語のみのラップ・パートに、流れるようなメロディと透きとおるヴォーカルが重なった、彼らの新たな一面が感じられるラヴ・ソングとなっている。
06MOLA
全文英詞による、山下智久のソロ。男性が女性を誘惑するという詞世界にリズミカルなサウンドや山下の甘いヴォーカルが絶妙にマッチした、異国情緒を彷彿とさせるセクシーなナンバーだ。
07ケセナイ
別れた彼女が残した留守電を聞き、付き合っていた頃を思い出すという切ない曲。留守電という身近な日常をテーマにした詞は、リスナーにリアルな情景を思い描かせる。ストリングスのアレンジが効いた楽曲も、切なさを増幅させている。
08ordinary
ありきたりな日常や言葉をとおして、大切な人への気持ちをストレートに歌った錦戸のソロ曲。作詞、作曲、編曲を錦戸自身が手掛け、錦戸らしい男気が存分に発揮されている。直球な詞に合ったギター・サウンドも印象的だ。
09みんながいる世界をひとつに愛をもっとGive&Takeしましょう
明るくいきおいのある曲調とストレートな詞がマッチしたパワフルな一曲。キャッチーで親しみやすいが、長いタイトルでも示されているとおり、しっかりとメッセージ性のある曲に仕上がっている。キュートなヴォーカルの増田をメインに、山下と小山の3人で歌っている。
10ムラリスト
前作アルバム『pacific』の収録曲「チラリズム」に続き、小山と加藤のコンビがヴォーカルを務めるナンバー。歌謡ポップス風サウンドに乗せて、男の性についてのユニークな見解が聴ける。二人の声がハジケていて、盛り上がる一曲だ。
11太陽のナミダ
山下智久の主演映画『クロサギ』主題歌。映画のストーリーとリンクした詞世界を、ストリングスのアレンジが効いたノスタルジックなサウンドの上で力強く歌い上げている。異国情緒漂う魅力的なナンバーだ。
12Smile Maker
“SMILE=笑顔”をテーマとした、明るく前向きなナンバー。悩みや辛いことがあるときこそ暗い顔をせず常に笑顔でいようと、背中を押してくれる応援歌だ。ラップ・パート部分などを含め、彼らの個性あふれるヴォーカルが存分に楽しめる。
13Happy Birthday
コーセー「HAPPY BATH DAY」CMソングに起用された、SEAMOが詞曲を手掛けた10thシングル。ブラスとストリングスが軽やかにアレンジされ、彼らの声にピタリとハマっている。爽やかさに温かさがプラスされた、素敵なバースデー・ソングだ。
14FLY AGAIN
悩みなどに負けず明日に向かって歩き出そうという、勇気や力がもらえる曲。温かみのある優しい声と夕暮れを想わせる切ないメロディが、悩みや疲れを癒してくれるようだ。夕暮れ時の河原で一人たそがれているときに聴くとピッタリ。