ミニ・レビュー
91年から10年間にわたる活動を終えたWANDSの集大成ともいえるベスト盤。大ヒットしたシングル曲のほかに、ZYYGの「君が欲しくてたまらない」のWANDSヴァージョンなど、お蔵入りしていた曲も収録された。ライナーノーツが読みごたえあり。
ガイドコメント
91年より10年にわたる活動ののち2000年に解散、中山美穂との「世界中の誰よりきっと」でも知られるWANDS。そのロック・サウンドを凝縮、代表曲のほかライヴ音源を含むコンプリート仕様の1枚。
収録曲
01もっと強く抱きしめたなら
92年発表の3rdシングルにして、WANDSの名を世に知らしめた一曲。ワイルドな魅力にあふれた上杉のヴォーカルとハード・ロックのエッセンスを注入したドラマティックな展開は、J-POPシーンのヒット曲のひな形になった。
02時の扉
03愛を語るより口づけをかわそう
爽快な世界観、キャッチーなメロディが心地よい93年発表のナンバー。ハツラツとした明るさがとにかく眩しい。テクニックを生かしたギター・ソロ、シンセの重厚なアレンジとポップな要素が存分に感じられる。
04世界が終るまでは…
05恋せよ乙女
06Jumpin'Jack Boy
07Secret Night〜It's My Treat〜
08DON'T TRY SO HARD
09錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう
衝撃のメンバー脱退&加入を経て第三期WANDSとしてスタートした97年発表のシングル曲。原点回帰ともいうべき、ポップでキャッチーなサウンドが印象的。決意表明ともとれる歌詞もインパクト大。
10WORST CRIME〜About a rock star who was a swindler〜
11明日もし君が壊れても
12このまま君だけを奪い去りたい
13Same Side
14世界中の誰よりきっと (アルバム・ヴァージョン)
15声にならないほどに愛しい
16君が欲しくてたまらない (WANDSヴァージョン)
17寂しさは秋の色 (ライヴ・アコースティック・ヴァージョン)