ミニ・レビュー
2004年4月4日大阪・ザ・シンフォニーホールでのソプラニスタ岡本知高のリサイタルのライヴ録音。女声のような高音と女声以上の豊潤さ。女声、男声、クラシック、ポップスの垣根を越えて、さまざまなレパートリーを、類希なる声で歌い上げている。
ガイドコメント
初のライヴ録音。声域はソプラノながら声量は男性のものという特異な声の持ち主、岡本知高が、ザ・シンフォニーホールで行なったステージを収録。先の2枚のCDには未収録だった曲も4曲収めている。
収録曲
01歌劇「セビリャの理髪師」〜今の歌声は (ロッシーニ)
02九十九里浜 (平井康三郎)
03浜辺の歌 (成田為三)
04モテット「エクスルターテ・ユビラーテ」 (踊れ喜べ、汝幸いなる魂よ)K.165〜アレルヤ (モーツァルト)
05涙のアリア (based on 私を泣かせてください) (ヘンデル)
06歌劇「トゥーランドット」〜誰も寝てはならぬ (プッチーニ)
07さくら (森山直太朗)
08ロマンチストの豚 (木下牧子)
09小さな木の実 (ビゼー)
10翼をください (村井邦彦)
11歌劇「ワリー」〜さようなら、ふるさとの家よ (カタラーニ)
12川の流れのように (見岳章)
13歌劇「トスカ」〜歌に生き、恋に生き (プッチーニ)
14踊り明かそう
15未来へ (玉城千春)
演奏
岡本知高(SOPRANISTA) 河原忠之(P) (7)〜(13)平岡明子(VN) 葛西英一(VC)