ミニ・レビュー
世界的に注目されている藤倉 大の管弦楽作品集。いずれも名フィルの定期演奏会(第430・426・410・417回)で演奏されたライヴ収録だが、藤倉自身が、編集、ミックス、マスタリングに関わり、ライヴとは違う響きを作っている。作品の新たな提示の仕方として面白い。演奏もとても良い。★
ガイドコメント
ピエール・ブーレーズに才能を見出され、世界で注目を集める作曲家、藤倉大の作品集。2014年からコンポーザー・イン・レジデンスを務める名古屋フィルの演奏(マーティン・ブラビンズ指揮)によって、そのカラフルな作品世界を堪能することができる。
収録曲
藤倉大:
01フルート協奏曲
02世界にあてたわたしの手紙〜バリトンとオーケストラのための
03ミナ〜木管楽器・打楽器による5人のソリストとオーケストラのための
04バニツァ・グルーヴ
演奏
マーティン・ブラビンズ指揮 名古屋フィルハーモニー交響楽団 (1)クレア・チェイス(FL) (2)サイモン・ベイリー(BR) (3)インターナショナル・コンテンポラリー・アンサンブル
録音
(1)2015.12 (2)2015.7 (3)2014.2 (4)2014.10