ミニ・レビュー
メルドーこそは2000年以降のジャズ・ピアノの最も重要な一人。冒頭曲でもジェフ・バラードの凄まじいまでの“ニュー・ビート”が演奏を引っ張る。新世代のジャズ・ファンが最も好む縦乗りのビートがお馴染みの曲を新しく書き換えていく。凄い。
ガイドコメント
ジャズ界において人気・実力ともトップに位置する鬼才ピアニスト、ブラッド・メルドー。本作は、4年ぶりとなるトリオ・アルバムで、叙情的かつ情熱的なピアノ・タッチと大胆なアレンジメントの虜になること必至だ。
収録曲
01KNIVES OUT
02ALFIE
03MARTHA MY DEAR
04DAY IS DONE
05ARTIS
06TURTLE TOWN
07SHE'S LEAVING HOME
08GRANADA
0950 WAYS TO LEAVE YOUR LOVER
10NO MOON AT ALL
演奏
ブラッド・メルドー(P) ラリー・グレナディア(B) ジェフ・バラード(DS)