ミニ・レビュー
強力リズム陣を擁した、トリオでは8年ぶりのアルバム。練られたアレンジ上でのすさまじいインタープレイが「レッツ・ムーヴ」などに顕著に現れる。少編成なぶんパットの凄さがより際立つ。ブルース「カルヴァンズ・キーズ」もソロ、ヴォイシングなど彼ならではのもの。ボートラ「ワットノット」も◎。傑作に挙げたい。★
ガイドコメント
グループ名義の作品やデュオで充実の活動を続けるメセニーの、約8年ぶりとなるトリオ作。既にツアーもともにしているクリスチャン・マクブライドとアントニオ・サンチェスを従えた強力作だ。
収録曲
01SON OF THIRTEEN
02AT LAST YOU'RE HERE
03LET'S MOVE
04SNOVA
05CALVIN'S KEYS
06IS THIS AMERICA? (KATRINA 2005)
07WHATNOT
08WHEN WE WERE FREE
09DREAMING TREES
10THE RED ONE
11DAY TRIP
演奏
パット・メセニー(G) クリスチャン・マクブライド(B) アントニオ・サンチェス(DS)