ミニ・レビュー
ファゴット用とチェロ用に書かれた、ただでさえ難しい協奏曲を、ナカリャコフがトランペットとフリューゲルで完璧に演奏。凄いなんてモンじゃない。彼がこの先どこまでいくのか、本当に想像もつかない。これはもはや“事件”かもしれぬ。聴くべし!★
ガイドコメント
あの名曲、サン=サーンスのチェロ協奏曲第1番をフリューゲル・ホルンで吹くことなど、ナカリャコフにしかできない。3つのファゴット協奏曲もトランペットで楽々と演奏。
収録曲
01ファゴット協奏曲ヘ長調 (トランペット版) (フンメル)
02ファゴット協奏曲変ロ長調K.191 (186e) (トランペット版) (モーツァルト)
03ファゴット協奏曲ヘ長調op.75 (トランペット版) (ウェーバー)
04チェロ協奏曲第1番イ短調op.33 (フリューゲルホルン版) (サン=サーンス)
演奏
セルゲイ・ナカリャコフ(TP,FLH) サウルス・ソンデスキス指揮 リトアニア室内管弦楽団