ミニ・レビュー
パイネマンの弾くヴァイオリンの音は聴く者の背筋を正す凛とした佇まいを持つ。正規録音がほとんど無く、唯一の来日もメンデルスゾーンの協奏曲3回だけという幻の名手だ。ケルン放送局に残された6曲はどれもが豊かな感性に触発された名演と言ってよい。
収録曲
[Disc 1]
01ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調op.30-2 (ベートーヴェン)
02ヴァイオリン・ソナタ第27番ト長調K.379 (モーツァルト)
03ヴァイオリン・ソナタ第3番ト短調D.408 (シューベルト)
[Disc 2]
01FAEソナタ〜スケルツォ ハ短調 (ブラームス)
02ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調op.12-2 (ベートーヴェン)
03幻想曲ハ長調D.934 (シューベルト)
演奏
エディト・パイネマン(VN) [1] (1)(2)ヘルムート・バース, [1] (3) [2] (1)(2)イェルク・デムス, [2] (3)ロバート・アレクサンダー・ボーンク(P)
録音
[1] (1)(2)67.10 (3)66.6 [2] (1)(2)66.4 (3)57.6