ミニ・レビュー
4人組のバンドの、メジャー・デビュー・シングル。ツイン・ギターの、シンプルなバンド・サウンド。3曲ともラブ・ソング。恋愛ソングも失恋ソングも、いずれもそのヴォーカルは熱い。いい意味で、猪突猛進的な前のめりの勢いが感じられる。
ガイドコメント
ポスト・ナンバーガールと言われる4人組ロック・バンドのメジャー1stシングル。小出祐介の真っ直ぐな声が映える夏らしいナンバー。ギターを軸にしたオリジナリティあふれるサウンドとその高い音楽性が魅力。
収録曲
01ELECTRIC SUMMER
夏向きの爽やかなギター・ロック・チューン。キャッチーなメロディやギターのフレーズ、そして何よりも、サビでの女声コーラスのリフレインが、一度聴いたら耳から離れないほど印象的だ。メジャー1stシングルに相応しい1曲といえる。
02Good bye
イントロのドラムから魅了する、タイトル通り“別れ”を歌ったナンバー。「冥土」などの言葉がでる詞を反映するように、ややヘヴィなメロディとサウンドが特徴。非常にシンプルな構成でありながら、リフレインが強い印象を残し、不思議な感触を覚える。
03SAYONARA-NOSTALGIA (LAST SUMMER ver.)
初期の曲を集めたベスト盤『バンドBについて』にも収録の、人気曲の“LAST SUMMER”ヴァージョン。2006年現在の彼らのバンドとしての勢いを反映した、ソリッドなギター・サウンドがカッコいいアレンジとなっている。