ミニ・レビュー
ルネサンスから初期バロックにかけてのイギリスのコンソート曲集。このテーマのもとに、ヴォルフ・エリクソン/ダス・アルテ・ヴェルグ時代のブリュッヘンの録音が再編集されたもので、マンロウらのものとは違う大陸的味わいがある。共演の顔ぶれも豪華多彩。
ガイドコメント
ブリュッヘン・コンソートによるリコーダーだけのアンサンブルは、この手のファンにはたまらない。後半には室内楽編成のソナタや協奏曲も収められている。
収録曲
015声の舞曲とエア (ホルボーン)
024声のイン・ノミネ (タヴァナー)
035声のイン・ノミネ (タイ)
045声のイン・ノミネ (バード)
054声のリチェルカーレ「愛らしく優しいロビン」 (シンプソン)
065声のブラウニング「木々の葉は青く」 (バード)
072声のファンタジー「回転花火」 (モーリー)
082声のファンタジー「嘆き」 (モーリー)
092声のファンタジー「狩り」 (モーリー)
103声のファンタジア (ジェフリーズ)
11ソロ ト長調 (パーチャム)
12イタリアのグラウンドによるディヴィジョン (カー)
137声の協奏曲ニ長調 (ベイベル)
14ソナタ第4番ヘ長調 (ペプシュ)
15グラウンド上の3声部 (パーセル)
演奏
フランス・ブリュッヘン(BF) (1)〜(10)ブリュッヘン・コンソート (11)〜(14)グスタフ・レオンハルト(HC) (11)ニコラウス・アーノンクール(VG) 他
録音
(1)〜(10)(12)(14)67.3 79.5 (13)79.7 (15)71.1,11