ミニ・レビュー
バロックと初期古典派のオーボエ・ソナタ集だが、E.バッハとヴィヴァルディは、彼らの唯一のオーボエ・ソナタだ。インデアミューレのオーボエは幾分ロマンティックに聴こえるが、その澄んだ響きや音の流れがこの上なく滑らかで美しい。クラヴィオルガンの玄妙な響きとの絡みも絶妙だ。
ガイドコメント
バロックと前期古典派のオーボエ・ソナタ集。バッハとヴィヴァルディは唯一のオーボエ・ソナタだ。インデアミューレの軽やかで澄んだ音色に、クラヴィオルガンが絶妙に絡んで、美しいアルバムが出来上がった。
収録曲
01ソナタ ト短調Wq.135 H.549 (C.P.E.バッハ)
02ソナタ ハ短調RV.53 (ヴィヴァルディ)
03ソナタ変ロ長調HWV357 (ヘンデル)
04ソナタ ハ短調op.1-8 HWV366 (ヘンデル)
05ソナタ ヘ長調HWV363a (ヘンデル)
06ソナタ ト短調op.1-6 HWV364a (ヘンデル)
演奏
トーマス・インデアミューレ(OB) クラウディオ・ブリツィ(クラヴィオルガン)