ミニ・レビュー
なかなかに面白い、というかファン心理をくすぐる好企画である。これはこの楽団の第102回定期のライヴだが、60年代から70年代にかけて全国津々浦々、そして老若男女がこぞって演奏した懐かしの作品がギッシリ盛り込まれているからだ。手慣れた中にも清新さを失わぬ演奏も良い。
ガイドコメント
大阪市音楽団の第102回定期演奏会のライヴ録音。“青春の吹奏楽〜懐かしい青春の日々が今再び〜”と題した演奏会で、多くの“吹奏楽人”が一度は通過するレパートリーを披露。熱の入った演奏が堪能できる。
収録曲
01祝典序曲op.96 (ショスタコーヴィチ/ハンスバーガー編)
02セント・アンソニー・ヴァリエーション (ヒル)
03歌劇「ローエングリン」〜エルザの大聖堂への行列 (ワーグナー/カイエ編)
04吹奏楽のための「大阪俗謡による幻想曲」 (大栗裕)
05海の歌 (R.ミッチェル)
06朝鮮民謡の主題による変奏曲 (チャンス)
07交響的断章 (ネリベル)
08アルメニアン・ダンス パート1 (リード)
09ディスコ・キッド (東海林修)
10陽はまた昇る (スパーク)