ミニ・レビュー
1曲目はヴァインガルトナーのバランス感覚のよく出た演奏だ。2曲目は彼自身の編曲。重厚で原曲以上にこの曲の雰囲気が出ている。3、4曲目は夫人の歌。いわゆるラッパ吹き込み。5曲目以降は「テンペスト」の劇伴。復刻状態は歌を除けばいいほうだろう。
収録曲
ベートーヴェン:
0111のウィーン舞曲WoO.17
02ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調op.106「ハンマークラヴィーア」 (ヴァインガルトナー編による管弦楽版)
03羊飼いの日曜日の歌op.15-1
04春の幻影op.19-4
05あらしop.65〜スケルツェティーノ「悪戯者の妖精たち」
06あらしop.65〜間奏曲「フェルディナンドとミランダ」
07あらしop.65〜スケルツェティーノ「悪戯者の妖精たち」
演奏
フェリックス・ヴァインガルトナー指揮 (1)ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(2)ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(3)(4)ルシール・マルセル(S)管弦楽団(5)(6)ロンドン交響楽団(7)バーゼル管弦楽団