ミニ・レビュー
レギュラー・カルテットに固執するブランフォードが吹き込んだ作品だけに、グループとしてのまとまりが抜群にいい。とくに盟友ジョーイが当代きっての名手ぶりを発揮し、グループの音楽性にさらなる魅力をつけ加えている。若いドラマーの成長も著しい。
ガイドコメント
ジャズ・シーンの名門マルサリス家の長男で最高峰のサックス・プレイヤー、ブランフォード・マルサリスのクァルテットによるアルバム。室内楽をコンセプトにした前作『ソングス・オブ・マース・アンド・メランコリー』に続く期待作だ。
収録曲
01THE MIGHTY SWORD
02BREWS
03MAESTRA
04TEO
05WHIPLASH
06AS SUMMER INTO AUTUMN SLIPS
07ENDYMION
08MY IDEAL
09TREAT IT GENTLE
演奏
ブランフォード・マルサリス(TS,AS) ジョーイ・カルデラッツォ(P) エリック・レヴィス(B) ジャスティン・フォークナー(DS)