ミニ・レビュー
72年ミラノ生まれのジャズ・ピアノの異才ボラーニに、今や巨匠の貫禄さえ窺わせるシャイーがゲヴァントハウス管を率いて共演してのガーシュウィン。想像を絶するほどの白人ジャズ・バンド的ドライヴが聴かれるライヴ盤。すべてはカバーの写真が物語るとおり、ご機嫌な音の饗宴が再現されるのだ。★
ガイドコメント
イタリアの人気ジャズ・ピアニスト、ボラーニによるガーシュウィン・アルバム。ジャジーで奔放なボラーニのピアノに、シャイーとライプツィヒ・ゲヴァントハウス管もノリノリでサポートしている。
収録曲
ガーシュウィン:
01ラプソディ・イン・ブルー
02キャットフィッシュ・ロウ (「ポーギーとベス」による組曲)
03ピアノ協奏曲ヘ調
04リアルト・リップルズ
演奏
リッカルド・シャイー指揮 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 (1)(3)(4)ステファノ・ボラーニ(P)