ミニ・レビュー
ニューヨークではない。シトロエンやルノーが行き交うパリ、の“アメリカ人”。ピリオド楽器でガーシュウィン? と誰の頭にも浮かぶ疑問符に、インマゼールはいとも簡単に回答を呈する。「ポーギー」も「ラプソディ」も、楽器の組成がかわれば空気も変わる。何よりも、素晴らしい演奏に拍手!!★
収録曲
ガーシュウィン:
01歌劇「ポーギーとベス」による交響組曲〜キャットフィッシュ・ロウ (スティーヴン・ボーウェン編)
02「ポーギーとベス」〜サマータイム
03シュトラウス流
04パリのアメリカ人 (初演版)
05「レディ・ビー・グッド」〜わたしの愛する男
06「ポーギーとベス」〜あの人は逝ってしまった
07アイ・ガット・リズム
08ラプソディ・イン・ブルー (初演版)
演奏
ヨス・ファン・インマゼール指揮 アニマ・エテルナ・ブリュッヘ クレアロン・マクファドゥン(S) バルト・ファン・カーネヘム(P)