ミニ・レビュー
70年代の録音。バッハのさまざまな曲のトランスクリプション。これはものすごい世界だ。大袈裟でセンチメンタルで甘くてザックリしてておまけに力ずくのクライマックスが……。楽器の使い方も変わったセンスで……。この音楽で誰が幸せになるのか?
ガイドコメント
華麗なるフィラデルフィア・サウンド伝説復活。生誕100年を機によみがえる《オーマンディ&フィラデルフィアの芸術》中の1点。オーマンディ編曲の、ゴージャスなバッハが楽しめるアルバム。
収録曲
J.S.バッハ:
01主よ、人の望みの喜びよ (ハリス編)
02小組曲第2番 (フロスト編)
03トッカータとフーガ ニ短調BWV565 (オーマンディ編)
04カンタータ第156番〜シンフォニア
05パッサカリアとフーガ ハ短調BWV582 (オーマンディ編)
06フーガ変ホ長調BWV522「聖アン」〜フーガ (ハリス編)
07小フーガ ト短調BWV578 (ハリス編)
08プレリュードとフーガBWV532〜フーガ ニ長調 (ハリス編)
09大フーガ ト短調BWV542 (ハリス編)
10管弦楽組曲第3番BWV1068〜G線上のアリア
演奏
ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 (1)(4)ジョン・デ・ランシー(OB)